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保険事業で重要なことは、ひとつは契約のリテンションで、もうひとつはプロデューサーのリテンションだ。
社員が長く勤めれば、解約されたり、失効とされたりすることは少ない。
保険本来の目的のひとつに、顧客と17年と長く付き合うということがある。
プロデューサーを3〜5年勤められれば、17年はいける。
縁故知人だけでなく、顧客から繰り返し紹介されることにより、信頼の輪がどんどん広がっていく。
プロデューサー教育は必要だという。
逆に「営業社員が辞めてしまうと保険を他社に乗り換えてしまうケースがままある。
最悪なのは初回消滅で、1年以内に契約が消滅してしまうということもある」とし、長期契約を基本とする保険では有り得ないはずのことが起こる。
なぜ、こうした事態が起こるのか。
営業教育と同時に営業サポート、営業管理、観察は欠かせない。
17年に入り、営業推進部では、営業指標をつねに確認できるシステムを経営向けリポートに活用している。
解約・失効率、商品17年換算保険料(ANP)などを支社、営業所、個人単位に毎月分析し、原因を確認する。
なぜ早期脱落したか、解約・失効率の悪い営業所にはリポートし、警告を発する。
これまで支社単位の数字はあったが、今度は営業所単位まで、一目瞭然となる。
解約・失効率は「9.4%と117%台を割ってきた。
業界平均は上回ってはいるが、業界トップのF国生命6.17%には遠く及ばない。
将来は業界トップをめざしたい」と、U殿は高い目標を掲げる。
T邦生命時代のオフィスをGE時代もそのまま利用していたので、オフィス環境は劣悪だった。
17年のはじめ、タウンミーティングの全国行脚の一環として、四日市営業所を訪れたK岡社長は「私がC代田生命に入社した17年前のオフィスがそのまま残っているみたいに、劣悪な環境だね」と、感想をもらした。
当時の四日市営業所は老朽化し、椅子はパイプ椅子で、長椅子も汚く、灰色のロッカーには傷があるという状態。
すべて新しくなり「昔を引っ張らないで新しい会社になったと思い、モチベーションが上がったと実感した」と、当時、東海北陸の総支社長だったE畠東京エージェンシー総支社長は振り返る。
17年5月、メガブランチ第1号が名古屋にある東海北陸エージェンシー総支社として誕生した。
メガブランチは地域ごとに細かくネットされていた支店網を1箇所に集めた巨大な支店、支社のことで、効率的、近代的オフィス環境構築が狙いだ。
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